<Giant Schnauzer の犬種標準

FCI 第2グループ ジャイアント・ シュナウザー

(Giant Schnauzer)■原産地 ドイツ

沿革と用途
スタンダード・シュナウザーを改良し大型化したのがこの犬種である。その時期は19世紀初めごろと思われる。
バイエルンの牧牛業者がシュツットガルト市で屈強なリーゼント・シュナウザーを見て、
牧羊用には適当でも牧牛用にはもっと大きい体型が必要と感じ、
プラックのグレート・デーンやブービエ・デ・フランダースやプーデル・ポインターを使用して, 本犬種を完成させたといわれている。
しかし、今世紀になって犬による牛や羊の護送が禁止され出番を失ったが、
番犬や警察犬としての能力が高かったところから、1915年ごろ世界中に知られるようになった。
作業犬、家庭犬。

一般外貌
頑健で筋肉たくましく、ほぼ正方形の体構を備え、断耳、断尾される。全身が針金状の堅い毛におおわれている。

性格
感覚鋭敏、大胆で利口である。

頭部
頭部は堅固で長く、体躯の大きさにつり合っている。鼻端から後頭骨までの長さは、ほぼ背の長さの1/3である。
スカルは平らである。ストップは明確でなく、頬に筋肉がよく付き、マズルがたくましくその先端が鈍角で重々しい。
短くて堅い頬ひげがある。
鼻筋は真っ直ぐで鼻は厚く黒い。唇はよく締まり垂れ下がらない。歯は健全で自くシザーズ・バイトである。
目は中位の大きさで楕円形であり暗色を呈している。アーチした長い眉毛がある。耳は小さく厚く頭に高く付く。


適度に長く力強く、のど下の皮膚はよく締まりわずかにアーチする。

ボディ
キ甲は高く発達し、背は力強く真っ直ぐで、腰は筋肉たくましく、尻は幅広くわずかに丸みをおぴている。
肩はよく傾斜し筋肉たくましい。胸は適度に幅広く深い。肋は強く張り、腹はよく引き締まっている。


第三尾椎骨を残して断尾ざれ、高く保持する。

四肢
前肢は真っ直ぐで、指は短くよく引き締まっている。パッドは堅く、爪は暗色である。
大腿部は筋肉よく発達し、スタイフルまでは垂直で、下腿はネックラインの延長線上にある。趾、パッド、爪は前肢とほぼ同じである。

被毛と毛色
毛質は堅くワイアー状でわずかに長く密生し、背上の毛はやや立ち気味である。耳、前額部および肢と指趾ではやや短い。
毛色はソルト・アンド,ペッパー(塩こしょう色)、プラックである。胸の小白斑は許される。

歩様
動作が機敏で活力があり、持久力に富んでいる。

サイズ
体高/牡65cm〜70cm、牝60cm〜65cm

欠陥
失格/陰睾丸 欠点/極端な不正咬合

(JKC ジャパンケンネルクラブ 犬種標準書より)


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