<Giant
Schnauzer の特徴>
ジャイアントシュナウザーは、19世紀の初頭にドイツでスタンダードシュナウザーと
黒のグレートデンやブービエ・デ・フランドルを 交配して作出され、リーゼンシュナウザーと呼ばれていました。
当初の目的は、家畜(主に牛)を牧場から鉄道のステーションや市場まで搬送する際の護衛犬でしたが、
犬による搬送が禁止されてからは警察犬、軍用犬、救助犬として活躍しています。
大きな特徴は、スクエアな構成、長い眉毛と口ひげ、断尾、断耳、穏やかな性格。
近年、動物愛護精神によって、ヨーロッパでは断耳をしない場合もあります。
(注) 1997年6月
ドイツでは、ハンティング用の犬以外の断尾を禁じました。
これにより、断尾犬種のブリーディングが約20%減少するのではないかと、懸念されています。
● Giant Schnauzer
は、他犬種と比較して賢く訓練性能の高い犬種です。
阪神大震災の時、スイスから来た災害救助犬の中にもジャイアントがいました。
● Giant Schnauzer
は、陽気で人なつっこい性格です。
幼いお子さまのいらっしゃるご家庭でも安心して飼えます。
● Giant Schnauzer
は、換毛期がありません。
毛抜けが少なく室内で飼える大型犬です。
● Giant Schnauzer
は、体臭が少ない犬種です。
一般に黒い犬は体臭がきついと言われますが、体臭は少なく室内で飼っても安心です。
● Giant Schnauzer
は、希少犬種です。
1997年12月現在、JKCに登録されている頭数は'83から'97の15年間で 183頭です。



